犬と暮らす、 命を重ね合わす、そんなこと・・・
天からの恵みなのか、突然自分の時間が無制限で持てるようになった。当然の事ながらZEBRAやLucyと向き合える時間が増えた事になる。これは私にとっても犬達にとっても願ってもない日々の生活様式になったような気がする。
だから曜日に関係なくドッグランへ行ってやれるようになったし、明るい時間に散歩ができるようになった。これが自然なあり方なのだと思う。これまでの生活は飼い主の都合であり、その時・その時の最善な生き方であったとは言え犬達には決して良い環境ではなかったのかも知れない。

気の合うワンコがいたりすると遊びが激しくなるZEBRAです。
今朝、代々木公園のドッグランで1時間程過ごしてから家路につく前にあることがあった。
ドッグランにいる間も、どこからか聞こえてくる悲しげな犬の遠吠えが気になっていた。声のする方へ歩いて行くと黒ラブがリードを公園の柵に引っかけたまま吠えているのが見えた。飼い主さんが近くにいる様子はない。気になるので近づいて見るとその黒ラブには鑑札もついておらず、私達が近寄っても遠吠えをやめる気配はない。
すわっ放置されたのか?としばらく飼い主を待ってみたが誰も現れない。私は改めてドッグランの方へそのワンコも連れてその犬を知る人がいるのか常連さん達に声を掛けてみる事にした。 ドッグランにいた他の飼い主さん達もその犬の遠吠えを気にしていた人達も多かった。そんな中、「あぁ、その子の飼い主さんは公園を走っている間犬を置いて行くんですよ」と教えて下さる方がいたので、びっくりした。開いた口が閉じれなかった。飼い主さんが戻って来て心配されては困るので、もう一度その黒ラブを見つけた場所まで戻ってみた。
私には「あぁ、そうですか」と犬をその場に放置することはできずとにかく飼い主さんが戻るのを待つことにした。10分もしただろうか、お化粧をしっかりしたブランド物のランニングウェアで走ってくる女性がいた。それまで吠え続けていたワンコはその姿を見た途端吠えるのをやめ、尻尾を勢いよく振り始めた。
リードを持っている私に近づいてきたその女性は「いつもそこにつないで置くので大丈夫ですよ」と言うのである。 大丈夫な事なの?鑑札もつけていない犬を公園の森の中に放置させる事は東京都の動物愛護条例に反していないのか? 私の手からリードを奪い取るようにしてその女性は「すみませんねぇ」と捨て台詞をして走り去っていった。 なんだ・・・犬も一緒に走れるんじゃない。あんなに楽しそうに走っているじゃない・・・と走り去る姿を見ながら私は思わずにいられなかった。
飼い主に置いて行かれてあの黒ラブは不安だったのだと思う。全然大丈夫なんかじゃない。大丈夫だったらあんなに吠えるはずがないと私は思う。 どんなに訓練されているとは言え、飼い主として責任を持てない時間があると言うのはあまりにも無責任ではないのだろうか。絶対的な信頼があるのかも知れないが、自分の見ていない所で犬が何をしているか心配にはならないのか?
私は何かとってもイヤな物をみたような気がした。あの黒ラブの悲しそうな遠吠えは犬を飼う者として聞きたい声ではない。あの飼い主さんがアカの他人の私達が彼女が戻ってくるのを2頭の犬と待っている姿を見てどう思ったか知らないが、何か感じるものがあって欲しいと心から願う。あの黒ラブの為にも猛省を願う。
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